ABOUT MATERIAL

素材について

emmeの扱う素材について

emmeのデザインするアクセサリー、ジュエリーは様々な素材を使ってつくっています。デザイナー本人が金属アレルギーのため、使用する金具などには細心の注意を払って制作していますが、アレルギーの症状には個人差があるためすべての人にアレルギーがでないというわけではないことをまずはご了承ください。
商品説明に素材を明記するようにしていますが記載されていないときや気になるものについてはお気軽にお問い合わせください。

お手入れ方法

汗などの酸は金属や石にとってよくありません。アクセサリーをはずしたら、丁寧に汗を拭きとってしまってください。水洗いもよいですが、石鹸カスなどは残らないよう丁寧にすすぎ、洗ったあとは乾いた布で水気を拭き取ってください。黒ずんでしまった場合は、それぞれの素材にあったジュエリークリーナーでお手入れすると綺麗になります(K14GFの場合は金用のものを使います。)あまり黒ずみがひどいと元の輝きを取り戻さない場合がありますので、できるだけ早めにお手入れしてあげてください。
クリーナーでお手入れをする際は、長時間つけないことと、天然石をクリーナーにつけないようご注意ください。天然石も液に浸してもよいクリーナーもありますので、その際はクリーナーの説明書をよくお読みいただいて説明に従ってお手入れしてください。当店でお買い上げいただいたものについてはクリーニングや修理も承っています。

天然石について

宝石から原石まで幅広く扱っており、デザインに応じていろいろ使用しています。クオリティが低いとされるものでもその石自体の性質がよく見られたり魅力をかんじれば積極的に取り入れていきたいと思っています。硬度やインクルージョン(内包物)など宝石とは違う特徴もあります。そのことをご理解いただいた上で愛でていただけるとうれしいです。硬度の低い石の代表はフローライト(硬度4)ですが、他にもアパタイト(硬度5)なども有名です。触ったから壊れてしまう、ということはありませんがダイアモンド(硬度10)などとはやはり違い強い衝撃を加えるとかけたり割れたりすることがあります。とくに硬度の低いカバンサイトなどは硬度3です。手の力でも壊れることがありますので十分ご理解いただいた上で優しく扱ってください。それでもジュエリーにしたい魅力がある石です。インクルージョンとは石に含まれる内包物のことをいいます。石の中に不純物があるため宝石としての価値は下がるのですが、逆に実に奥深い美しさや魅力を石にもたらします。原石はほとんどこのインクルージョンやわずかな傷があるため衝撃を加えるとかけたり割れたりすることがあります。その点からも優しく扱ってください。

銀(SILVER)について

銀は純銀(SV1000)の状態ではとても柔らかく、アクセサリーにすると簡単に歪みや傷がつきます。そのためアクセサリーの純度はSV925(スターリングシルバーとも呼ばれます)が主流です。7.5%は別の金属を混ぜることにより強度が増すのですが、この割り金には金属アレルギーを起こしにくい銅を使っています。
またemmeの中でもHERBIER de emmeは植物の形をそのまま銀に置換するため一般的なアクセサリーよりさらに繊細な造形が多く、表現の幅を広げるためSV850にまで割り金しています。このシリーズは表面をセラミックコーティングしています。

ヴェルメイユ(VERMEIL)について

ヴェルメイユとは銀に金をメッキしたもののことを指し、西洋骨董 特にフレンチアンティークでよく使われてきた技法です。emmeでは18金をかけています(K18GP)。メッキのため使用とともに金ははげてきます。金部分が徐々にうすくなったり下の銀の肌が現れてくるその過程が味わい深いので是非ともに育てるかんじで使ってみてください。メッキがとれても肌は銀のため金属アレルギーなどの心配もありません。(誤解されがちですが銀は金よりアレルギーが起こりにくい素材です)金メッキ(K18GP)はかけ直すこともできます。

金(K10・K14・K18)について

金は純金では柔らかすぎるため、必ず割り金して加工されます。このとき加える金属の配合でイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなど様々な色合いになります。emmeのアクセサリーは自ら金属を調合し、色合いも自分のオリジナル配合のレシピでつくっています。もちろん安全性の高い金属のみを厳選しています。このためK14もK18も自由につくれますが、基本的にはアンティークジュエリーによくあったK9(9金)をイメージし、10金で制作しています。